赤間神宮

壇ノ浦をのぞむ陸の竜宮城

下関・角島山口県 / 文化・歴史

山口県下関市のパワースポットとして有名な「赤間神宮」は、わずか8歳という幼さで亡くなられた安徳天皇を祀る神社です。壇ノ浦を見守るように建つ鮮やかな赤間神宮は、関門海峡のシンボルで、他の神社とは一味違う雰囲気です。

赤間神宮

基本情報

所要時間
約60分
営業時間
月曜日: 9時00分~17時00分、火曜日: 9時00分~17時00分、水曜日: 9時00分~17時00分、木曜日: 9時00分~17時00分、金曜日: 9時00分~17時00分、土曜日: 9時00分~17時00分、日曜日: 9時00分~17時00分
住所
〒750-0003 山口県下関市阿弥陀寺町4-1
アクセス
JR山陽本線下関駅からバスで10分/JR山陽新幹線新下関駅からバスで30分/中国自動車道 下関ICから車で13分
電話
083-231-4138
種類
文化・歴史

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見どころ

竜宮城をイメージして造られた朱色の水天門

赤間神宮のシンボルである「水天門」は、国の登録有形文化財に指定されており、鳥居をくぐった参拝客を堂々と迎えてくれる朱塗りの楼門です。戦時中に焼失してしまった赤間神宮を再建する際、海の中の都をイメージして竜宮城のような建物になったと言われており、この門の雰囲気だけでも、まるで竜宮城に迷い込んだかのような感覚に陥ります。水天門をくぐって社殿側から見ると、目の前には、道路を挟んで関門海峡の海と海の対岸に位置する福岡県北九州市の町が見えますが、赤間神宮の歴史を振り返ると、海底の都を見守っているかのようなその風景はどこか儚さを感じさせます。

竜宮城をイメージして造られた朱色の水天門

赤い社殿が織り成す神秘的な雰囲気

水天門をくぐり階段を上がった正面は、参拝のための「大安殿」です。「大安殿」は外拝殿と内拝殿で構成されていて、一般参拝者は外拝殿から参拝します。ここでの見どころの一つは、外拝殿と内拝殿の間に張られている水面で、光の加減によってはエメラルドグリーンに見える時も。真っ赤な社殿が水面に反射する様子が、ここでも竜宮城の雰囲気を感じさせます。境内を大安殿までのぼり水天門を眺めると、背後に海峡の水平線が重なり、まるで海に沈んでいるかのような景色を見ることができるともいわれていますので、ぜひそのスポットも探してみてください。

赤い社殿が織り成す神秘的な雰囲気

海からの強い気が満ちるパワースポット!

赤間神宮は安徳天皇を祀る神社として有名ですが、この天皇は6歳の時に壇ノ浦の戦いで入水して亡くなった悲劇で知られ、この時に平家が滅亡してしまいました。赤間神宮はそんな安徳天皇と平家の無念を鎮める目的があるために、とても浄化の力が強いところともされています。実際に参拝すると、海が参道であったり、独特な建物の造りが印象的な一味違った神社で、海のパワーが流れこんでくるのを感じられるかもしれません。ご利益も水と子どもに関係するものが多く、安産祈願や水難守護、漁業繁栄などのご利益があると伝えられています。

海からの強い気が満ちるパワースポット!

今でも琵琶を吟じているような耳なし芳一像

赤間神宮の前身「阿弥陀寺」は、小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」の舞台になったお寺です。そのため、現在の赤間神宮の境内、宝物殿の奥には「芳一堂」という小さなお堂が佇み、山口県出身の彫刻家・押田政夫氏による琵琶を弾く芳一像が祀られています。「芳一堂」の隣に平家一門のお墓が並んでいるその様子は、まるで物語を再現しているかのよう...。赤間神宮の中でも人気のスポットのひとつですので、勇気のある方はぜひ訪れてみてはいかがですか?

今でも琵琶を吟じているような耳なし芳一像

平家一門を祀る「七盛塚」

赤間神宮の本殿から左側に進んでいくと、平家一門を祀る塚(通称:七盛塚)が目に入ります。壇之浦の合戦後、海峡に嵐が続いて九州へ渡る船や漁船の遭難が続出したため、成仏できずに海上をさまよっているたくさんの平家武者と官女の亡霊の祟りであるとされていました。そこで漁師たちは、荒れるにまかせていた平家の墓を一カ所に集めて京都の方に向けて手厚く供養したといわれています。木々などで少し暗がりの雰囲気があることと、塚の近くにある「耳なし芳一像」が、より一層の重みを感じさせるようなスポットです。

平家一門を祀る「七盛塚」

夜の幻想的な水天門を眺めよう!

青い空の下、朱色と白色の建物のコントラストが印象的な造りの赤間神宮ですが、夜は22時までライトアップされており、朱塗りの水天門が鮮やかに照らし出されます。昼間は参拝して壇ノ浦を見ながら源平合戦に敗れた平家一門、安徳天皇に想いを馳せ、夜にもう一度訪れてライトアップした水天門を見ると、昼間とはまた違った雰囲気を感じられるでしょう。特に、竜宮城の門に似た水天門が夜の池に映る姿はとても幻想的なのでお勧めです。

夜の幻想的な水天門を眺めよう!

安徳天皇への祈りの儀は煌びやかに厳かに

毎年5月2日~4日には、悲劇の幼帝・安徳天皇を偲ぶ「先帝祭」が開催されます。中でも「上臈(じょうろう)参拝」が行われる3日は、「関の先帝、小倉の祇園、雨が降らなきゃ、金が降る」といわれ、きらびやかな衣裳をまとった太夫姿の女性が、外八文字と呼ばれる独特の足運びで境内を練り歩き、それを一目見ようと多くの人が訪れます。

安徳天皇への祈りの儀は煌びやかに厳かに

阿弥陀寺から始まった、平家一門を祀る神社

元々この地には845年に開かれた阿弥陀寺があり、1191年後鳥羽上皇の勅命によって御影堂が建立されました。明治時代になってから「天皇社」と改称され、明治8年に「赤間宮」となり社殿が造営されました。さらに1940年には「赤間神宮」と改称されましたが、第二次世界大戦時に社殿が焼失してしまい、長い年月をかけて1965年に龍宮の様だと讃えられる社殿が再建され、今に至ります。

阿弥陀寺から始まった、平家一門を祀る神社

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