ペリーロード
文明開化の音が聞こえる下田の名所
江戸幕府開国のきっかけとなったペリー提督の黒船来航。日米和親条約締結に関わり、実際にペリー提督が行進されたとされるのがペリーロードです。港町下田の風情がいまにも残る歴史好きには一度は訪れていただきたい名所です。

基本情報
- 所要時間
- 約60分
- 住所
- 〒415-0023 静岡県下田市三丁目 ペリーロード
- アクセス
- 伊豆急下田駅から徒歩で10分
- 電話
- 0558-22-3913
- 種類
- 街並み
見どころ
情緒あふれるレトロでオシャレな街並み
幕末にペリー率いる米国海軍が黒船で来航し、日本開国の舞台として脚光を浴びた街「下田」。1854年に日米下田条約交渉が行われた了仙寺と下田港を結ぶ約500m程の平滑川(ひらなめがわ)沿いの道は「下田ペリーロード」と呼ばれ、柳並木が独特の風情を醸し出しています。歴史や文化を感じさせるものをたくさん見る事ができ、なまこ壁や伊豆石などさまざまな建築様式がみられ、フォトジェニックな散策を楽しめますよ。 四季の花などが楽しめるレトロな町並みの中、お洒落なカフェや雑貨、土産屋などのお店がたくさん並んでいるので、ゆっくりと散策を楽しめます。夕刻からのペリーロードは、ガス灯の独特の明かりにより昼間とは違った幻想的な風景を楽しむ事ができます。

歴史的な出来事が行われた「了仙寺」
下田を観光する上で欠かせないのが「了仙寺(りょうせんじ)」。1854年に日米下田条約交渉が行われ、歴史的な出来事が行われた場所として多くの人々に親しまれています。了仙寺は「ジャスミンの寺」としても有名で、境内から参道にかけて数百株のアメリカジャスミンが植えこまれ、満開となる時期に合わせて「香りの花祭り」も開催されます。

了仙寺敷地内の黒船ミュージアム
了仙寺敷地内にある「黒船ミュージアム(Mobs)」では、黒船来航や幕末の異文化交流に関する3000点を超える原本資料が所蔵されており、定期的に展示替えがされています。 わかりにくい歴史を映像で楽しく学ぶ事ができる「黒船シアター」は小学生からご年配の方まで幅広い年齢層の方に好評です。ペリー関連グッズや限定のオリジナルグッズなどが販売されているミュージアムショップは無料で立ち寄る事ができますよ。

ペリー来航記念碑とアメリカ海軍のイカリ
了仙寺からペリーロードを歩いて約5分で到着する「ペリー来航記念碑」も下田へ訪れたらチェックしたいスポット。この記念碑は下田港に臨む「ペリー上陸記念公園」に設置されており、記念碑の横にはアメリカ海軍により寄贈されたイカリも置かれています。 ペリー来航記念碑は日米友好のシンボルとしても親しまれています。 また、ペリー来航を記念した「黒船祭」では日米和親条約下田条約調印式の再現劇などをはじめ、海上花火大会、米海軍・海上自衛隊の音楽隊が出演するパレードやコンサートなど、国際色豊な祭典で多くの人々で賑わいます。

独特の風合いがある「なまこ壁」の建造物
ペリーロードでは独特の「なまこ壁」で作られた建物を目にすることができます。黒褐色で独特の風合いがあり、盛り付けられた目地が「なまこ」に似ている為に「なまこ壁」と呼ばれています。 なまこ壁が特徴の民家「下田市旧澤村邸」は下田市歴史的建造物に指定されている、歴史的価値の高い建築物で、館内は無料で見学できます。トイレも併設されており、無料休憩施設として開放されているのでペリーロードの散策途中に立ち寄ってみてください。

「伊豆石」を用いた建造物
ペリーロードでは「なまこ壁」の他に「伊豆石」を用いた特徴的な建物が並んでいるのも特徴です。「伊豆石」はその名の通り、伊豆半島で取れる石材で耐火性に優れ、軟らかく加工しやすいといわれています。伊豆石造りの建物を利用した「ギャラリーアンドカフェ 草画房(そうがぼう)」はペリーロードの見どころのひとつ。和風を象徴するような趣ある店内には、季節を感じる花々や骨董品などが展示されています。ドリンクやケーキ類も楽しめるので散策の休憩スポットにもオススメです。

日露和親条約が結ばれた「長楽寺」
米国に対する開港で有名な下田ですが、米国と下田条約を結んだ翌年の1855年にここ「長楽寺」で日露和親条約が結ばれました。「了仙寺」と比較するとこじんまりとした静かな場所ですが、境内にある宝物館には日露和親条約調印に関連する収蔵品や、吉田松陰の遺品などが展示されており拝観することができます。また、伊豆の七福神めぐりの1つのお寺でもあります。

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