渡月橋
桂川に架かる嵐山のシンボル的な橋
桜や紅葉の名所として知られ、京都の中でもとくに人気の景勝地の嵐山の中心的存在が、桂川に架かる「渡月橋」です。このあたり一体は京都の自然がダイレクトに感じられるとあって、季節ごとの景色を眺める観光スポットとしてはもちろん、嵐山や渡月橋を背景にした記念撮影もおすすめです。

基本情報
- 所要時間
- 約60分
- 住所
- 〒616-8383 京都市右京区嵯峨中ノ島町
- アクセス
- 京都駅からJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車/京都駅から京都市営バス28号系統「嵐山天龍寺前」下車/四条河原町から京都市営バス11号系統「嵐山天龍寺前」下車/三条京阪から京都市営バス11号系統「嵐山天龍寺前」下車
- 電話
- 075-873-8173
- 種類
- 文化・歴史
見どころ
嵐山のシンボル!渡月橋の魅力
渡月橋は、嵐山のシンボルであり、全長155mの橋です。橋ができたのは834〜848年頃といわれ、その後1259〜1274年頃に「渡月橋」と呼ばれるようになりました。1934年に鉄筋コンクリート造りの土台へと作り直されましたが、橋の上の欄干部分はひのき製となっており、嵐山の自然美に溶け込むようにデザインされています。ゆったりと流れる川に質実剛健な風情を醸す渡月橋が架かる様子はなんとも壮大で、観光スポットとして多くの人が訪れています。

「渡月橋」で四季折々の美しさを堪能しよう
渡月橋は春夏秋冬、時間帯によって表情を変え、京都の自然を存分に楽しめるのも魅力のひとつ。春には周囲の桜が咲き誇り、夏は新緑が映え、秋には艶めく紅葉の姿を見せ、冬には雪に包まれた山と橋のモノクロの対比を味わう...。四季折々の美しい景色が堪能できる渡月橋周辺は、一年を通して絶景を楽しめる景勝地としてはもちろん、季節によってまったく違った楽しみ方ができるので、何度訪れても新たな発見や感動を味わえます。

風光明媚を体現する橋を渡ってみよう
嵐山の玄関口にあたる渡月橋は、国内外から訪れる多くの観光客を真っ先に出迎え、嵐山に来た気分を盛り上げてくれるシンボル的な存在です。緑豊かな山を後ろに背負い、清流をまたいで渡月橋の架かるその景色は風光明媚で、まるで時代劇から抜け出したようです。木造に見える渡月橋は、欄干など外から見える一部分を除いては鉄筋コンクリート製のため、自動車や路線バスが往来可能となっています。その人気から、橋を渡る時は混雑することが多いので注意しましょう。

幻想的な夕暮れ以降のライトアップ
月が渡る橋という風情ある名前の「渡月橋」。この名前は、鎌倉中期の亀山天皇が橋の上を月が渡って行く様子を「雲なき月の渡るに似る」と詠んだ歌に由来していると言われています。そんな渡月橋の歩道には赤・緑・黄などに発光するLED灯器が設けられ、夕暮れ時以降の夜間には歩行者の足元をほんのりとやわらかに照らします。元々、渡月橋には常設の照明がなく、このライトアップの電力は、橋の袂(たもと)に近い細い流れの中に設置された小型の水力発電機によりまかなわれているそうです。 環境にやさしい渡月橋の幻想的な景観もぜひ楽しんでみてください。

人力車で嵐山の風情を楽しもう
嵐山の玄関口となる渡月橋には、ここを発着地とする人力も多く走っています。いつもと違う目線の高さから観光を楽しめることに加えて、人力車は自転車と同じ軽車両の扱いとなるため、人が多い歩道ではない車道の端を走ることで、徒歩観光と違った角度での風景を楽しめます。嵐山を知り尽くした俥夫(しゃふ)に、渡月橋をはじめとした周辺の観光スポットを案内してもらうことで、一層思い出深い旅になりそうですね。

船上から風情ある景観をゆったりと楽しもう
渡月橋の上流では、風情ある舟遊びも楽しめます。嵐山の舟遊びは、平安時代に公家の間に風雅な遊びとして広まり、庶民の遊びとなったのは明治以来といわれています。今では、船頭さんが竹竿で操る屋形船での遊覧や3人乗りのレンタルボートを借りてゆらゆら揺れる川遊びなどに加え、食事付きの遊覧船も運航されているので、好みにあわせて当時の風情を十分に感じながら、渡月橋の景観を船上から堪能してみてはいかがですか?乗船場は、渡月橋の両たもとの西側にあるので、乗船場に直接訪れて予約してみましょう。

周辺の観光スポットも見逃せない!
渡月橋近辺は、風情溢れるその景観に加えて、観光スポットも点在しています。背の高い竹がびっしりと生えるエリアに遊歩道が設けられ、約400mの竹林散策が楽しめる「竹林の小径」や、その中にひっそりと佇む縁結びや子宝にご利益がある「野宮(ののみや)神社」も徒歩圏内なので、是非あわせて訪れてみるのをお勧めします。賑やかな印象の嵐山ですが、裏通りに入るとぐっと静かな雰囲気の場所もあり、観光スポットまでの散策の道すがらもじっくり楽しんでみましょう。

「嵐山祐斎亭」で美しすぎる水鏡の絶景を
渡月橋の川沿いに約10分の距離には「嵐山祐斎亭(ゆうさいてい)」が佇みます。現在は、平安時代より貴族が別荘地として四季折々の美しさを楽しんできた1200年前の風景と染色アートを楽しめる場所とされていますが、かつては文豪・川端康成が逗留し執筆した場所でもあり、その名のついた部屋を含めて建物の風情と景色の美しさをあらゆる角度から楽しめる工夫が施されています。特に、紅葉の時期に色づいた木々が水鏡に映る様子を楽しめる部屋は言葉に表せない美しさで、写真を撮らずにはいられないほど...。人気急上昇中のスポットなので、事前予約をして訪れた方が良さそうです。

散策しながら食べ歩きも楽しんじゃおう
多くの人で賑わう渡月橋周辺は、人気の観光地であると同時に食べ歩きグルメの宝庫でもあります!定番のコロッケに加え、京都名物の和菓子や湯葉や豆腐を使ったメニュー、オリジナルフレーバーのジェラートなど、どれにしようか迷ってしまうほど...。近年は行列のできるコーヒースタンドもSNSで話題となり、テイクアウトで本格コーヒーを楽しむこともできちゃいます。散策しながら気になる食べ物を見つけてみるのも楽しそうですね。

利便性の高い電車でのアクセスがお勧め
「渡月橋」のある嵐山までは、市バスやタクシーでのアクセスも可能ですが、嵐山周辺は特に渋滞しやすいので電車でのアクセスが便利です。電車の場合、3つの最寄駅があり、1つめは、嵐山の中心部といちばん近い路面電車・嵐電の「嵐山駅」、2つめは、JR「京都駅」ほか、他府県からのアクセスがよいJR「嵯峨嵐山駅」、そして3つめが京都市内からのアクセスがよい阪急「嵐山駅」です。いずれも「渡月橋」までは歩いて5〜15分の距離にあります。
散策メインとなるので、動きやすい服装で!
渡月橋エリアはたくさん散策できる場所があるので、動きやすい服装で行くことをお勧めします。周辺の公園や竹林観光も坂になっている部分があるため、ちょっとしたハイキング気分でリュックサックや履きなれたスニーカーで散策をするようにしましょう。山の麓に位置することから天気が変わりやすいこともあり、季節や天候、時間帯に応じて市内よりも肌寒く感じることがあるので注意してください。
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