飛騨大鍾乳洞

太古の記憶が眠る、幻想的な鍾乳洞

飛騨・高山・白川郷岐阜県 / 山・自然

このあたりが海だったはるか昔から、少しずつ、長い歳月をかけて造られた鍾乳洞。全長約800m、見学の所要時間は約20分~30分程度。大自然が造った神秘的な世界が待っています。

飛騨大鍾乳洞

基本情報

所要時間
約60分
料金
【大人】1,000円 *1,000円/団体(20名以上) 850円 / 【子供】500円 *500円/団体(20名以上) 400円
営業時間
月曜日: 9時00分~16時00分、火曜日: 9時00分~16時00分、水曜日: 9時00分~16時00分、木曜日: 9時00分~16時00分、金曜日: 9時00分~16時00分、土曜日: 9時00分~16時00分、日曜日: 9時00分~16時00分
住所
〒506-2256 岐阜県高山市丹生川町日面1147
アクセス
高山駅からバスで30分
電話
0577-79-2211
種類
山・自然

公式サイトを見る

見どころ

圧倒的迫力の空間

何億年もの歳月をかけて自然がつくりあげた神秘の洞窟。天井が高く、巨大な岩石がゴロゴロと転がっている様子は、まるで自然の迷宮のようです。飛騨の大鍾乳洞は、他の観光鍾乳洞に比べアップダウンが多いのが特徴のひとつで、ライトアップされた幻想的な雰囲気の中、映画で見たようなアドベンチャー気分も味わうことができます。全長が約800mもあるので、40分~1時間くらいかけてじっくりと探検できますが、疲れてしまったら、ところどころに出口も要されているので安心して挑戦してくださいね。

圧倒的迫力の空間

希少価値のあるつらら石「ヘリクタイト」

飛騨大鍾乳洞は、学術的にとても価値の高い「ヘリクタイト」と呼ばれる生成物をもっとも多く見ることができる洞窟としても知られています。「ヘリクタイト」とは、天井から伸びる2~5ミリメートル程度の細い枝状の石ですが、通常のつらら石と違い、いろんな方向にクネクネ伸びているのが特徴です。なんとも奇妙で珍しい奇石は一見の価値ありですよ。

希少価値のあるつらら石「ヘリクタイト」

「竜宮の夜景」から続く奇石の数々

入場してすぐの第一洞の始まりは、「竜宮の夜景」と名付けられた神秘的なエリア。洞内は幻想的なライトアップが施されており、石灰華の白さや深い青の水の色が美しく浮かび上がっています。洞内を進んでいくと、自然に出来上がったとは思えない、ユニークな形の鍾乳石が次々と現れます。「ローマの遺跡」「国会議事堂」「テンガロンハット」など、独特な形とともに、そのネーミングセンスも楽しめますよ。

「竜宮の夜景」から続く奇石の数々

愛を深めるトンネル

第1洞から第2洞へは、「愛深トンネル」と名付けられた全長約40mほどのトンネルを通っていきます。平成27(2015)年から7色のLEDライトを使ったライトアップが行われるようになり、その美しさと独特の雰囲気から、絶好のフォトスポットとしても人気になりました。また、このトンネルを通ると愛が深まるとされ、恋愛スポットとしてカップルにも人気です。

愛を深めるトンネル

第2洞に鎮座する様々な鍾乳石

第1洞に引き続き、第2洞にもユニークな鍾乳石があります。まず現れるのが、昭和46(1971)年に飛騨大鍾乳洞を訪れた高松宮殿下に命名された「王冠」。さらに進むと、東洋最大級と言われる、長さ4.5mもある石筍(せきじゅん)があります。石筍とは、天井からの雫によって上向きに成長する鍾乳石のこと1cm伸びるのに、約130年もかかるそう。果てしない歴史の長さを感じられますね。第2洞には他にも、「幸福の滝」や「ナイアガラの滝」といった鍾乳洞内を落ちる滝が見どころです。暗闇へと落ちていく水の様子や、響き渡る水の音をお楽しみくださいね。

第2洞に鎮座する様々な鍾乳石

大胆に岩が裂けた「月の世界」

第3洞に入ると、「月の世界」と名付けられた洞内サンゴで作られた空間を見ることができます。アップダウンの激しい道を慎重に進んでいくと、狭くて急な階段が現れ、そこが月の世界への入り口。階段の上に行くと、ドーム状に天井が高くなっているのがわかります。この地形は「洞穴シールド」と呼ばれており、壁の表面には「洞穴サンゴ」と呼ばれる、ブツブツと突起のある鍾乳石があります。この非現実的な空間は、洞窟内という環境にいながら、宇宙的なイメージと重なり、確かに月を思わせる光景です。

大胆に岩が裂けた「月の世界」

ひっそりとたたずむ神社

鍾乳洞の第3洞もいよいよクライマックスに近付くころ、突如現れるのが赤い神社の鳥居。実は飛騨大鍾乳洞は、子宝に恵まれるご利益があるパワースポットとしても有名なのです。その象徴として建てられたのが「子宝神社」や「子宝地蔵」です。「子宝神社」には、御神体の石を撫でると子宝に恵まれるという言い伝えがあり、多くのカップルやご夫婦が訪れているようです。

ひっそりとたたずむ神社

必見の価値あり?「戻ってきた金塊」

鍾乳洞に併設している「大橋コレクション館」では、飛騨大鍾乳洞の発見者であり、一代で巨万の富を築いた地元の実業家、故・大橋外吉氏が集めた世界の美術品、装飾品など約1000点を展示されています。中でも話題の展示物が「戻ってきた金塊」。この金塊は飛騨大鍾乳洞の発見25周年記念と平成改元記念として平成元年から展示されてましたが、平成19年に盗まれてしまいました。盗まれた金塊はおよそ100kg、現在の相場にして約5億円とも言われています!その後、無事犯人は捕まりましたが、一部がガスバーナーで溶かされ売られてしまったとのこと。現在コレクション館では、犯人によりばらばらにされた金塊の断片約70kgと、盗まれる前のレプリカの2つが並んでいます。

必見の価値あり?「戻ってきた金塊」

日本一高所の観光鍾乳洞

日本の観光鍾乳洞の中で最も高い標高900mにある飛騨大鍾乳洞。自家用車で行く場合、東海北陸自動車道『高山IC』から40分ほど、長野自動車道『松本IC』からは90分ほどを要します。公共交通機関を利用する場合は『JR高山駅』から、濃飛バス・新穂高線を利用する方法があります。高山駅から約30分のところにある『鍾乳洞口バス停』が最寄りのバス停です。そこから飛騨大鍾乳洞までは、無料のシャトルバスが出ており、約3分ほどで着きます。

日本一高所の観光鍾乳洞

鍾乳洞内は30~1時間程度

全長800mもある鍾乳洞の内部は、薄暗く足元も段差があるため、人によって所要時間に差はあります。目安としてはパンフレットにも記載があるように、鍾乳洞の入り口から第1出口までの所要時間は約10分、第2出口までは約20分、第3出口までは約30分となっています。隣接したお土産屋や休憩所、コレクション館などがあり、それらをゆっくり楽しむなら2~3時間程度はかかるかもしれません。食事処や、周囲には散策できる遊歩道などもありますよ。

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