田島神社
海上守護神を祀る歴史ある名所
玄海の海上守護神として知られる三女神を祀り、歴史的な価値がある田島神社。豊臣秀吉配下の武将たちが参拝し力量を競った力石や、佐賀県最古と云われる頼光鳥居も見どころです。港に面して建ち、風光明媚な景色が広がっています。自然豊かな場所であり、佐用姫伝説にまつわる佐用姫神社も近くにあります。
基本情報
- 所要時間
- 約60分
- 住所
- 佐賀県唐津市呼子町加部島3965−1
- 電話
- 0955-82-3347
- 種類
- 文化・歴史
見どころ
航海安全の三女神を祀る田島神社
唐津市呼子町の加部島に鎮座する田島神社は、全国でも古い歴史を持つ神社の一つで、航海安全の三女神を祀っています。宗像大社と同じ神様ですが田島神社では田島三神といいます。魏志倭人伝に記されている倭国到着の地「末盧國(まつろこく/まつらこく)」にあたる地域で、神社の創建の詳細は不明ですが一説によると弥生時代ともいわれています。商売や海上交通安全の守護神としても信仰され、地域に愛されている神社です。
古くからの信仰心を感じさせる歴史的価値
肥前最古と謳われる田島神社は、古代の中国への海上交通の要所に鎮座し、その歴史的価値を訪れる者に感じさせます。遣唐使や遣隋使が航海の前に安全祈願のために参拝したと伝えられている田島神社。海上交通安全や商売繁盛、五穀豊穣など多岐に渡り信仰されてきました。一度足を運べば、そのディープな特徴に触れられることでしょう。
豊臣秀吉や配下武将も訪れた神社
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際の基地として築いた名護屋城址にもほど近く、戦勝祈願のために訪れたということでも知られる神社です。航海安全の三女神を祀りますが、相殿に731年から配祀されている稚武王と大山祇命により国家鎮護や五穀豊穣などにもご利益があるとされています。境内には肥前鳥居と呼ばれるこの地方独特の鳥居もあり、その風格から時代を超えた歴史を感じさせます。豊臣秀吉が祈願したと伝えられる「太閤祈念石」等からも深い歴史を垣間見ることができます。
美しい海景色と風光明媚な自然環境
地域は美しい海景色と風光明媚な自然に囲まれたパワースポット。大階段の下、漁港に面した鳥居に目を見張りますが、この鳥居の「田嶋神社」の文字は明治天皇に書と和歌の手解きをした有栖川宮幟仁親王の書。境内の山は「加部島暖地性植物群落」として天然記念物登録されています。また、島内2㎞ほど離れたところの杉ノ原牧場では草原と海、白い灯台、周辺の島々・・・と大パノラマが見れますが、この周辺には古墳が多数あり、田島神社との関連性が指摘されています。
佐用姫伝説にまつわる佐用姫神社
田島神社の境内には、日本三大悲恋伝説といわれる「松浦佐用姫伝説」にまつわる佐用姫神社があります。古墳時代のこと、出征していく夫の船を追いかけて海を渡り加部島まで来た松浦佐用姫は、悲しみのあまり夫の無事を祈り続け石と化しました。この佐用姫(望夫石)を祀った佐用姫神社は、一途だった松浦佐用姫にあやかって縁結びや恋愛成就のご利益で知られています。
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