旧島崎藤村邸
文豪の晩年を偲び、伝統的な建築と四季折々の庭園を楽しむ
文豪・島崎藤村が晩年を過ごした旧宅は、簡素ながらも彼の気配りが感じられる。小庭にはカナメやモチの若葉、朝顔や萩、湯河原から取り寄せた寒椿が咲き誇り、心安らぐ空間となっている。三間の平屋建てで外壁には杉の皮、引き戸には大正ガラスを使用し、お気に入りだった書斎も残されている。無料公開されているこの邸宅で藤村の趣味や思想を感じ取ってみよう。
基本情報
- 所要時間
- 約60分
- 営業時間
- 月曜日: 定休日、火曜日: 9時00分~16時00分、水曜日: 9時00分~16時00分、木曜日: 9時00分~16時00分、金曜日: 9時00分~16時00分、土曜日: 9時00分~16時00分、日曜日: 9時00分~16時00分
- 住所
- 神奈川県中郡大磯町東小磯88−9
- 電話
- 0463-61-4100
- 種類
- 文化・歴史
見どころ
島崎藤村の趣味や思想が感じられる旧宅
大磯町にある旧島崎藤村邸は、文豪・島崎藤村が晩年を過ごした場所。三間の平屋建ての民家には、現在では希少な大正ガラスが使われ、小庭には彼が愛した植物が咲き誇ります。お気に入りの書斎も残っており、「この書斎を離れる時は、自分がこの世を離れる時だ」と言ったほどです。堅実で質素な造りの中にも、彼の趣味や思想が息づく静かな草屋として訪れる人々を魅了しています。
小庭に咲くカナメや萩、寒椿など四季折々の花々
旧島崎藤村邸の小庭には、四季折々の花々が咲き誇っています。カナメや萩、寒椿など、美しい自然が訪れる人々を魅了します。この花々を眺めながら、島崎藤村が愛した風景を感じてみてはいかがでしょうか。彼の心の慰めとなったこの小庭は簡素ながらも美しく、彼の気配りが今も感じられます。静かに散策することで日常から離れた癒しの空間へと誘われます。
簡素を重んじた外観で、珍しい大正ガラスが使用されている引き戸
旧島崎藤村邸の引き戸は、簡素ながらも珍しい大正ガラスが使用された美しいデザインです。建物の特徴的な外観と共に、訪れる人々を魅了しています。この引き戸は、当時の技術力を示す貴重なアイテムであり、静かな空間に調和するように作られています。また、小庭から見えるこの引き戸は、藤村が愛した自然と調和した住まいの一部として彼の趣味や思想を感じさせます。
三間の平屋建て民家という古き良き日本家屋の雰囲気
旧島崎藤村邸は、三間の平屋建て民家という古き良き日本家屋の雰囲気が魅力的です。畳敷きの広縁が回る八畳の居間を中心とした、四畳半の書斎、六畳の和室など堅実で質素な造りに彼らしい趣味や思想が息づく静かな草屋です。樹木も多く植えられており、駅や国道一号線に近いにもかかわらず静寂な空間です。明治・大正・昭和期の政治家や実業家たちが建てた豪華絢爛な邸宅と比べ随分質素でありますが、その分落ち着いた雰囲気を持っています。
藤村が最期に残した言葉「涼しい風だね」を刻んだオブジェ
旧島崎藤村邸には、藤村が最期に残した言葉「涼しい風だね」を刻んだオブジェがあります。このオブジェは、彼の思い出を今に伝える貴重な存在であり、訪れる人々の心を打つことでしょう。また、この静かな草屋から感じられる自然や趣味・思想も合わせて楽しみたいですね。旧島崎藤村邸は、文豪の晩年を過ごした場所としてだけでなく、その簡素さや美しさから多くの人々に愛されています。
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