金剛峯寺
高野山真言宗の総本山
広大さと優雅さを有し、1200年以上の歴史をもつ日本仏教の聖地。国内最大級の石庭「蟠龍庭」や狩野派の襖絵など見どころはたくさん。阿字観や写経体験もできます。

基本情報
- 所要時間
- 約60分
- 料金
- 【大人】500円 *諸堂共通券1,500円
- 営業時間
- 月曜日: 8時30分~17時00分、火曜日: 8時30分~17時00分、水曜日: 8時30分~17時00分、木曜日: 8時30分~17時00分、金曜日: 8時30分~17時00分、土曜日: 8時30分~17時00分、日曜日: 8時30分~17時00分
- 住所
- 〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132
- アクセス
- 高野山駅からバスで10分 *大門行きバス「本山前バス停」下車すぐ。
- 電話
- 0736-56-2011
- 種類
- 文化・歴史
見どころ
歴史の重みと神聖な雰囲気が感じられる正門
金剛峯寺の正門は金剛峯寺前駐車場から境内に向かう際に最初にくぐる門です。かつては天皇や皇族、高野山の重職のみが通ることを許された神聖な門でした。その歴史と格式を考えると、背筋が伸び、厳かな気持ちで参拝することができます。正門は文禄2年(1593年)に建てられ、金剛峯寺の建築物の中で最も古いものです。入口の右側には小さな扉があり、今も一般の僧侶が使用しています。正門をくぐる瞬間には、歴史の重みと神聖な雰囲気が感じられるでしょう。是非、正門を通って金剛峯寺の素晴らしさと厳かな雰囲気を体感してください!

訪れた際には見逃せない壮大な襖絵!
金剛峯寺の大広間や持仏間には、見逃せない壮大な襖絵が描かれています。大広間では、江戸時代初期に活躍した雲谷等顔の弟子である斉藤等室の筆と伝えられる群鶴の絵と松の絵が見られます。これらの絵は、2月の常楽会や4月の仏生会など、重要な儀式や法要が執り行われる場所です。また、梅の間には狩野探幽斎守信による梅月流水の絵、柳の間には山本探斉による柳鷺図が描かれており、どちらも存在感が圧倒的です。特に柳の間は、豊臣秀次が自害した場所としても知られており、「秀次自刃の間」とも呼ばれています。この間は戦国時代の好きな人々にとっても関心のある場所です。さらに、囲炉裏の間と茶の間では、2020年に世界的に活躍する日本画家である千住博さんの障屏画が奉納され、一般公開されています。これらの襖絵は、金剛峯寺の歴史や文化を感じることができる貴重な芸術作品です。訪れる際にはぜひ見逃さず、その美しさを堪能してください!

国内で最大級の面積を持つ庭園・蟠龍庭
金剛峯寺の蟠龍庭は、新別殿の北側に広がる石庭であり、国内で最大級、2,340平方メートルの面積を持っています。この庭園は、弘法大師御入定・1150年御遠忌大法会の際に造園され、秋には紅葉の名所として訪れる人々を楽しませています。蟠龍庭では、京都の白川砂を使用した雲海の表現が特徴的です。この雲海の上には、四国の花崗岩を用いて作られた雌雄の龍が浮かんでいます。庭園を別殿から眺めると、手前に位置する雌の龍と、反対側にある雄の龍が向かい合い、奥殿を守っているようなデザインになっています。蟠龍庭は、その壮大なスケールと龍の美しい表現によって、訪れる人々に深い感動を与えます。龍の存在感と庭園全体の美しさが調和し、静寂な雰囲気の中で心を落ち着かせることができるでしょう。金剛峯寺を訪れる際には、ぜひ蟠龍庭を訪れて、その迫力ある景観を堪能してください!

訪問者に対するもてなしの場・新別殿
金剛峯寺の新別殿は主殿から渡り廊下で繋がる建物であり、昭和59年(1984年)に弘法大師御入定・1150年御遠忌大法会の際に、多くの参詣者への接待所として新たに設置されました。この建物は91畳と78畳の二間からなり、仕切りを外すと169畳の大広間に変わることができます。普段は休憩所として利用することができ、お茶をいただきながらゆっくりと休息することができます。また、僧侶による法話も随時開催されており、心を落ち着かせながら法話に耳を傾けることもできます。新別殿は、金剛峯寺の訪問者に対するもてなしの場として機能しています。広々とした空間と落ち着いた雰囲気があり、参拝の疲れを癒す場所として利用されています。訪れる際には、新別殿でほっと一息つきながら、心身をリラックスさせる時間を過ごしてみてください!

四季折々の美しい風景を楽しめる中庭!
金剛峯寺の中庭は上段の間の前に位置しており、四季折々の美しい高野山の風景を楽しむことができる庭園です。この庭園は江戸時代に作られたものであり、池の周りには高野山を象徴する六種類の木(杉・檜・松・槇・栂・樅)が植えられています。春には石楠花(しゃくなげ)が美しく咲き誇り、初夏には天然記念物であるモリアオガエルの鳴き声が響き渡ります。秋になると紅葉が庭園を真っ赤に染め上げ、冬には雪に覆われた銀世界となります。季節ごとに異なる表情を見せる中庭は、訪れる観光客を飽きさせず、美しい景観を楽しむことができます。中庭は静けさと風情が漂い、日常の喧騒から離れて心を落ち着かせる場所です。季節の移り変わりとともに庭園が変化する様子を眺めながら、高野山の神秘的な雰囲気に浸ることができます。是非、訪れる際には中庭で穏やかなひとときを過ごしてみてください!

空海が修禅の道場として創建した寺院!
金剛峯寺は熊野三山と吉野・大峯とともに「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録されています。特に有名な和歌山県高野山として知られており、平安時代初期には真言宗の宗祖である空海によって修禅の道場として開かれました。金剛峯寺はもともと高野山真言宗の総本山として位置づけられており、高野山全体と同義でした。高野山は「一山境内地」と称し、高野山全体がお寺という考え方に基づいています。現在でも「総本山金剛峯寺」という言葉は、金剛峯寺だけでなく高野山全体を指す場合があります。言い換えれば、山そのものが境内とされています。金剛峯寺は、豊かな自然環境に囲まれた場所に位置しており、山岳信仰の場として多くの人々に訪れています。歴史的な価値や美しい景観、そして仏教の修行の場としての重要性が高く評価されています。ぜひ、金剛峯寺を訪れてその荘厳な雰囲気と霊験ある景色を体験してみてください!

京奈和道かつらぎ西ICから車で約50分!
金剛峯寺へのアクセス方法は公共交通機関を利用する場合、まず高野山ケーブル高野山駅に向かいます。そこから南海りんかんバスに乗り、奥の院行きに乗車し約12分で千手院橋東バス停で下車します。徒歩で約5分の距離です。または、大門行きのバスに乗り、約11分で金剛峯寺前バス停で下車し、すぐに金剛峯寺に到着します。車を利用する場合、京奈和道かつらぎ西ICから国道480号を経由して約27km、約50分で金剛峯寺に到着できます。または、京奈和道紀北かつらぎICから車で約40分でアクセスすることもできます。
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