白米千枚田
海へと続く棚田が魅せる芸術
「日本の棚田百選」のひとつ。約4ヘクタールの範囲に、1004枚という小さな棚田が重なり合って海へと続いている様はまさに絶景。毎年10月中旬から3月中旬に開催される、エコな発光装置を利用したイルミネーションも必見。

基本情報
- 所要時間
- 約120分
- 営業時間
- 月曜日: 24 時間営業、火曜日: 24 時間営業、水曜日: 24 時間営業、木曜日: 24 時間営業、金曜日: 24 時間営業、土曜日: 24 時間営業、日曜日: 24 時間営業
- 住所
- 〒928-0256 石川県輪島市白米町ハ−99−5
- 電話
- 0768-23-1146
- 種類
- 街並み
見どころ
四季折々の景観
小さな田が連なり、幾何学模様を描く白米千枚田。ここは奥能登を代表する観光地で、心癒される風景を楽しむことができます。春には田植えの準備が始まり、水を張った水田が鏡のように空を映し、夏には青々とした稲と海との競演を楽しむといった、季節の変化と共に別の美しさを見ることができます。特に、秋の稲刈りの時期には、棚田全体が黄金色に輝いて、圧巻の美しさです。さらに、雪模様に覆われる冬もまた、心を打たれる美しさがありますよ。

世界農業遺産に認められた棚田
白米ではもともと細々と米作りが行われていましたが、貞享元年(1684)に発生した大規模な地すべりで、水田の大半が失われ、その後荒れ地のままで放置されていました。明治期になって徐々に再開拓され、現在の姿に変化していった、と伝えられています。付近一帯は、地すべり地特有の小凹凸地形を成し、高低差約50mの急斜地に小区画の水田が耕作され、独特の景観を作り出しています。白米千枚田は、平地が極めて少ない自然環境に向き合い、共存してきた奥能登の水田開発の歴史的遺産といえます。

棚田の未来を繋ぐ「マイ田んぼ」制度
耕作者がいない田を借りて、希望者に貸し出す「マイ田んぼ」制度。オーナー会員に登録すると、気に入った田に自分の標柱を立てることができ、農作業を楽しむことができます。特徴は、年7回の耕作作業(田起こし、あぜ塗り、田植え、草刈り3回、稲刈り)は義務ではなく、自分の都合に合わせて参加するというスタイル。借地権、所有権は無く、耕作管理は白米千枚田愛耕会が実施しています。現在、首都圏など全国から参加者がおり、米づくりの大切さを広めることに一役買っています。

幻想的なイルミネーション
白米千枚田をイルミネーションで彩るイベント「あぜのきらめき」。主催は輪島市交流政策部観光課で、冬場の観光客誘致を目的に、2011年より毎年、秋から冬にかけて開催されています。ボランティアの人たちにより田んぼの畔に設置された太陽光発電付きLEDライト約25,000個が、日没から4時間、15分間隔で色を変えながら棚田を彩る様子は感動的な美しさですよ。また、2012年には「太陽光発電LEDの最大ディスプレイ」としてギネス世界記録に認定されました。

古来からの農法を繋ぐ
「白米千枚田」では、日本の古来からの農法の一つである「苗代田」を復活させた場所としてよく知られています。今でも昔ながらの手法で田植えから稲刈りまでが行われており、人が一本一本丁寧に稲を植える田植え、ひと株ずつ刈り取る稲刈りなど、それぞれの時期に応じて稲作の見頃を見ることができます。季節ごとに稲がどう成長し、どのような作業が行われているのか、時期を変えて何度も訪れて、変わりゆく風景を感じるのも楽しみ方のひとつといえます。
金沢からのんびりドライブ2時間程度
車の場合は、金沢から、のと里山海道・国道経由で約2時間。能登空港からは、国道経由で約40分です。のと里山空港ICで高速を降りて、40分程で千枚田ポケットパークに到着します。バスを利用する場合は、JR金沢駅から輪島特急バスで「輪島駅前」まで、その後は北鉄奥能登バス「町野線」に乗り換えたあと、「白米千枚田」で下車します。電車で来る場合はのと鉄道を利用し、穴水駅で下車。そこからバスなどで輪島駅に向かいます。また、人気のイルミネーション「あぜのきらめき」の時期は、臨時バスが運行されます。
道の駅の駐車場を利用しましょう
車で向かう場合は、すぐ横にある道の駅「千枚田ポケットパーク」の駐車場を利用してください。大型車両は5台 普通車両は49(身障者用2)台分のスペースがあります。営業時間は8:30~17:30です。数年前にリニューアルされ、千枚田までの遊歩道と階段が整備されたので、お子さんなども安全に観光ができますよ。
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